市電馬鹿話

電車は遅い?

一般に路面電車は交通手段の中では遅いと思われていますが、本当でしょうか。例えば最も速いと言われるジェット旅客機と比べると、新千歳空港からは、一番近い次の目的地である釧路空港でも50分もかかりますが、市電なら西4丁目から次の停留所である西8丁目まで、わずか2分という速さ。
さらに、もしあなたが行啓通へ行きたい場合、旅客機はほとんど何の役にも立ちません。もちろん、気になる看板を見つけたから降りて見に行くというのも、不可能です。市電は、速さでも利便性でも、実は旅客機を大きく上回る能力を持つ交通手段なのです。

では自動車はどうでしょう?タクシーでも自家用車でも、自動車には渋滞という大きなハンデがあります。特に都心部では常時渋滞とも言える状態で、車が制限速度で走れることはまずありません。降ろした乗客が、歩いて車を追い越してしまうというのは、誰もが経験しているところです。
それに引き換え電車に渋滞はありません。電車を止めるのは停留所と信号だけ。前を塞ぐ車は、警笛で追い払うのみ。陸の王者市電、路上の覇者市電。市電には、まさに我が道を征く、王者の風格があります。

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