市電馬鹿話

地下電で行こう!

前回、旅客機と自動車と電車の、どちらが早いか考察し、市電はジェット旅客機をも上回る速さと利便性があることをご説明しました。多少(?)強引な理屈でしたが、これも市電愛のなせる技です。
では地下鉄と比べてどうかと言えば、これは難しい問題です。同じ市営交通同士に優劣をつけるのは好ましくなく、どちらも良いと言わざるを得ません。赤勝て白勝て、みんなが主役だ白雪姫、というわけです。決して、電車愛を以てしても地下鉄にはかなわないので、引き分けに持ち込もうということではありません。

地下鉄は早くて快適、しかもチカホと連絡するようになってその利便性はますます高まっています。が、他ならぬチカホの開通により、地下鉄の弱点があらわになりました。それは速すぎるということです。速すぎるがゆえに、駅と駅の間を長くとらなければならず、短い間隔で重要な施設が建ち並ぶ中心部での足としては、細やかさに欠けます。
そのためのチカホがあるわけですが、これが実に長い。ススキノ駅やバスセンター駅からつながる地下通路まで含めると、ちょっとした遠足並みの距離を歩くことになります。
東京を見ればわかりますが、実は都市化が進むほど歩く距離が長くなります。しかしそれが通用するのは温暖な気候の地域だからこそで、寒冷豪雪の札幌市では、東京以上に快適で利便性の高い移動手段が必要になります。

ここまで書けばもうおわかりだと思いますが、札幌市ならではの中心部の問題を解決する手段は、ずばり「地下電」です。チカホの路面に線路を敷設し、途中いくつかの停車場を設置して、小型の電車を運行させるわけです。電車のサイズは、観光馬車程度でいいでしょう。完成すれば世界初、札幌発の新しい都市交通ソリューションとして、各方面にインパクトを与えることは間違いありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です